〜価値設計と上流思考を学んだ第1回勉強会レポート〜
◆開催日時:2026年5月22日(金)13:00〜15:00
◆場所:ZOOM
◆テーマ:AI時代でも価格競争に巻き込まれず「選ばれる存在」になるマーケティング設計力セミナー
◆講師:YOUSEED株式会社 代表取締役 田原靖識氏
こんにちは。
先日、協会の第1回勉強会を開催しました。
今回のテーマは
「スキルから価値設計へ」
前半はマーケティングセミナー、後半は会員メンバー同士の情報交流会を開催しました。
本活動レポートでは、前半のマーケティングセミナーを中心にお届けします。
ということで、AI時代でも価格競争に巻き込まれず「選ばれる存在」になるマーケティング設計力セミナーを開催しました。
AIの進化によって、これまで価値とされてきた知識やスキルが急速にコモディティ化している今。
私たちはこれからどのような立ち位置でお客様と関わり、どんな価値を提供していけば良いのでしょうか。
そんな問いに向き合いながら、多くの参加者の皆さんと学びを深める時間となりました。
今回は当日の内容を振り返りながら、参加できなかった方にも学びをお届けしたいと思います。
今回の勉強会概要
デザイン、ライティング、動画編集、SNS運用、コンサルティングなど、個人事業主やフリーランスの多くは何らかの専門スキルを持っています。
しかし、
「スキルはあるのに価格競争に巻き込まれる」
「提案してもなかなか選ばれない」
「AIが出てきて将来が不安」
そんな声も増えています。
今回の勉強会では、
・AI時代に求められる考え方
・選ばれる人の共通点
・上流工程から関わる重要性
・ヒアリング力と設計力
について、実践ワークも交えながら学びました。
今回学んだ重要ポイント①
スキルではなく「設計力」が価値になる
以前は
「作れる人」
「できる人」
に価値がありました。
しかし今はAIによって、デザインも文章も動画も、ある程度は誰でも作れる時代になっています。
だからこそ重要になるのが、
「何を作るか」ではなく「なぜそれを作るのか」
という視点です。
お客様が本当に困っていることは何か。
何がボトルネックになっているのか。
どこから改善すれば成果につながるのか。
こうした設計部分を考えられる人こそ、これから必要とされる存在になっていく。
そんなメッセージが印象的でした。
今回学んだ重要ポイント②
お客様は「手段」で悩み、本当の「課題」を見失っている
講義の中では、
「ホームページを作りたい」
という相談例が紹介されました。
普通であれば
「作れますよ」
で終わってしまいます。
しかし本当に大切なのは、
「そもそもなぜホームページを作りたいと思ったのですか?」
という問いです。
集客が課題なのか。
採用なのか。
信頼獲得なのか。
実はお客様自身も、本当の課題を整理できていないケースが少なくありません。
だからこそ私たちは作業者ではなく、整理役・伴走者として関わることが重要だという学びがありました。
今回学んだ重要ポイント③
信頼と信用は別物
参加者の皆さんも大きくうなずいていたのがこのテーマでした。
人柄が良い。
誠実。
優しい。
もちろん大切です。
しかし仕事につながるためには、
「何ができる人なのか」
を伝える必要があります。
どんな実績があるのか。
どんな想いで活動しているのか。
どんなお客様をサポートしてきたのか。
プロフィールやホームページ、SNSなどを通じて発信することも、選ばれるための大切な活動だと改めて感じました。
今回学んだ重要ポイント④
救済ポジションで考える
新しいことを提案するだけが価値ではありません。
むしろ、
「過去に挑戦したけどうまくいかなかった人」
「一度取り組んだが成果が出なかった人」
をサポートすることも大きな価値になります。
例えば、
・SNSを頑張ったけど集客できなかった
・DX化したけど活用できていない
・オンライン化したけど続かなかった
そんな方々を再び前に進める存在。
これも立派なポジションです。
参加者からも
「新規開拓ばかり考えていた」
「既存の課題解決という視点はなかった」
という声が出ていました。
印象的だったディスカッションとワーク
後半では実践ワークを行いました。
参加者同士で
「ホームページを作りたい」
「集客したい」
「売上を伸ばしたい」
という相談役とヒアリング役に分かれ、
課題の深掘りを体験。
そこで多くの方が気づいたのは、
人はすぐ解決策を提案したくなる
ということ。
しかし本当に大切なのは、
「なぜそう思うのか?」
を掘り下げることです。
参加者からは
「自分にはない視点をもらえた」
「深掘りの重要性を実感した」
「ヒアリングだけで見える景色が変わった」
という感想が共有されました。
参加者の気づきと変化
今回の勉強会を通して、多くの方が感じていたのは
『作業者からパートナーへ』
という視点でした。
依頼されたことをやるだけではなく、
お客様の未来を一緒に考える。
目の前の制作物ではなく、
その先の成果を考える。
そんな姿勢がある人こそ、長く選ばれていくのだと思います。
皆さんは普段、
「どう作ろうか?」
と考えることが多いでしょうか。
それとも、
「なぜ必要なのか?」
から考えているでしょうか。
今回の学びは、多くの事業者にとって大きなヒントになる内容だったと感じています。
今回の学びまとめ
AI時代だからこそ、スキルが不要になるわけではありません。むしろスキルは前提になります。
その上で求められるのは、
・課題を見つける力
・整理する力
・設計する力
・伴走する力
です。
そして何より、お客様の未来を一緒に描ける存在になること。
これこそが、これからの時代に価値を発揮する人の共通点なのかもしれません。
協会では今後も、実践的な学びと参加者同士の交流を大切にしながら勉強会を開催していきます。知識を学ぶだけではなく、実際に考え、対話し、行動につなげる。そんな場をこれからも一緒につくっていけたら嬉しいです。
今回参加された方も、参加できなかった方も、
ぜひ次回の勉強会でお会いしましょう。
全国マーケティング支援協会へのお問い合わせ、ご感想はこちらから受け付けております。

